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工場試験設備紹介

コンプレッサは、エネルギー・石油化学等、巨大プラントの心臓部にあたります。プラントに組み込まれた後のトラブルは、莫大な損害を発生させるばかりでなく工期的にも非常に困難となるため、当社が納入するコンプレッサのほとんどは、米国石油協会(American Petroleum Institute:API)の規格により、出荷前の工場試運転の実施が義務づけられています。
また、お客様からも、実際の運転条件と同一の条件で試運転(Full-Load, Full-Pressure Test)を行うことを求められることも多くあります。

超大型コンプレッサ向け屋外テストスタンド
超大型コンプレッサ向け屋外テストスタンド

当社は、近年の石油化学プラントの生産能力拡大に伴い、コンプレッサの超大型化が急速に進んでいる状況に対応し、2006年に年産200万トン級の大容量エチレンプラントなどで使用される超大型コンプレッサの試運転が可能な世界最大級の試運転設備を完成させました。

当社設備の特徴として、コンプレッサ単体の回転・性能試験はもちろん、コンプレッサと駆動用蒸気タービンを連結して同時に運転する総合機械試験(String Test)にも対応しています。
また、コンプレッサの駆動機として、蒸気タービン以外に、電気モーターや、ガスタービンを用いた試験を行うことも可能です。

屋内テストスタンド

テストスタンド         19(建屋内約12,400m2
テスト専用蒸気タービン   2台

機械組立が完了したコンプレッサや蒸気タービンの性能を評価するため、蒸気やシミュレーション用のガスを供給する配管、計測用の計器類を取り付け試運転を行います。

通常は1日で各テストを終了させますが、特に安定した稼動を検証するためには昼夜24時間体制で3日間の連続運転試験を実施することもあります。

屋内テストスタンドでのコンプレッサ試運転
屋内テストスタンドでのコンプレッサ試運転

屋外テストスタンド

敷地面積         約10,000m2
大型の門型クレーン   1台
最大高28mの2重式構造の移動ブース(屋根)

年産200万トンまでの大型エチレンプラントのニーズに対応した世界最大級の屋外試運転設備です。また、各種性能試験用機器や冷却塔、中央制御室などを配置しており、コンプレッサ単体の回転・性能試験はもちろん、コンプレッサと駆動用の蒸気タービンを連結して同時に運転する総合機械試験などを行うことができます。

屋外テストスタンドでの連結総合機械試験
屋外テストスタンドでの連結総合機械試験

サウジアラビア向け年産80万トンのエチレンプラント用の分解ガスコンプレッサの出荷前試験の風景です。

手前からタービン、低圧、中圧、高圧のコンプレッサまで、すべて連結した状態で試運転を行います。こうした規模の大きい試運転は、本屋外テストスタンドで実施します。

エチレンプラント用コンプレッサの連結総合機械試験
エチレンプラント用コンプレッサの連結総合機械試験
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